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福山競馬廃止に思うこと。

11月中旬(18日夕刻か)、福山競馬の「来年度予算が出せない」状況で年度末廃止論が渦巻いた。

その段階では前期の赤字2100万円がネックというニュアンスだったのだが、蓋を開けてみれば
累積赤字を理由に」来年3月での競馬開催の廃止、その後荒尾競馬場→BAOO荒尾のような場外化もせず、建物は取壊しの方向(ただしこの件についてはまだ確定報道ではない)だとか。

中國新聞の社説では「廃止やむなし」とあるが、果たしてそうなのだろうか、そして他地方競馬にも影響が出ることは理解しているのだろうか?
単年度黒字でも今後を考えればJRAIPAT効果もいつ息切れするかわからないしJRAとてローカルの開催を極力減らし、中央4場に集積している状況でどれだけの人間が地方競馬にも手を出せるかはわからない。果たして「レジャーの多様化」だけが公営賭博衰退の原因なのだろうか?
そして地元の市民は「競馬の廃止を希望している」「廃止やむなし」の論調なのだろうか?もしそれならばもう仕方がない。しかしこれ以上の地方競馬廃止はJRAにも影響が出かねない。
福山の場合、「廃止ありき」での行動をしていたという指摘が出ているが、まだIPATもある、何とかならなかったものかと考える。

悪影響は少なからずこんな感じ。
1)高知競馬・佐賀競馬のブロック孤立化。(高知は既に「単年度赤字」を出せば即トビの状況だ)
2)WSJS地方代表決定戦「スーパージョッキーズトライアル」の選定方法再見直し。
→今年は南関東以外の各競馬場から1名ずつ、南関東は4場トータルで4位まで+ワイルドカード1名=14名。
ワイルドカード枠が消滅するか、12名でできるよう調整する(12名ならほとんどの競馬場で実施可)
3)跡地利用で場外化しない事による山陽地区ファンへの対処。

福山競馬の場合、「市営」の限界を示したのかもしれない。しかしそれならば「ブロック制で競馬場持ち回り、電話投票による投票を前提とした無観客」の競馬場を設定することで何とかならないものか。競輪と比較するのは不適切を覚悟だが、ガールズケイリンで従来の暗いイメージを一掃しつつあり、「ミッドナイト競輪」のような「競輪でしかできない商品」もある。競馬の場合関わる人間が多いこと、施設改善しようにも(今後どこの競技場でも抱える問題だろう。それは関東の大多数の競技場であっても、だ)お金がなく老朽化を放置せざるを得ない・・・ならば、施設改善に限り収益力のある競馬ができるなど競艇の「施設改善競走(ダイヤモンドカップ)」のような仕組みがあればいいのと、今後廃止が危惧される主催体には「他競馬場での1日開催」など「シェアリング」があれば面白いと思うのだが、様々な法律の制定が山積みになっている現状、今後も原発・税金・TPPの三本立てで政治が動いていく可能性が高い状況を見るととてもではないが競馬の開催になど手を焼ける状態ではないだろう。国とて数年で財政破綻してもおかしくないレベルなのだから。

福山は既に白旗を上げた以上、余程のことがなければ廃止(=死)を待つしかない「余命三ヶ月」の状態だ。他の赤字にあえぐ主催団体の「進行癌」をどう食い止めていくか、全国規模で考えていなければならないのではないか。外科医は市のお偉いさんだけではない時代なのだから。

これとは関係ないが、馬券の「払戻金」にまで税金で手を付けられるようなら誰も賭博なんてやらなくなる。確かに「賭博は悪いこと」だが公営ギャンブルは「必要悪」なのではないのか?と。
これがまかり通るなら、「馬券の発売は認めない」という大正時代の状態になっても仕方がない。そうなればどうなるか・・・近代競馬150周年史が示しているはずだ。
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